萌えの考察
http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20030526#p1
実は本筋とあんま関係部分でヒット。
「それはフロベールの紋切り型辞典のようなものではないかと思ったり」ってなってるけど、確かにフロベールが生きててやる気なのであれば、あらゆる萌えシチュエーションを収拾する人物が主人公の小説(漫画原作でもアニメ脚本でもなんでもいいけど)を書かせて、巻末付録に萌え辞典(不完全版)が付いている、なんてのは悪くないと思った。いやむしろかなり見たい。
ここで紋切り型辞典の説明も書くべきなんだろうか。「ブロンド」を引くと「ブルネットより情熱的」ってなってて「ブルネット」を引くと「ブロンドより情熱的」と書いてある、とか。
あれは純粋な読み物としても相当面白い(自分にとっては、悪魔の辞典は皮肉臭が鼻に付きすぎるし)が、作者はそういうところをどの程度意図していたのかとか、いろいろ気になるわい。