今日の読書

土曜にガソリン入れがてら図書館行って借りてきたのをだらだら読む。

「昭和の名将と愚将」isbn:9784166606184
新刊当時に書店で見かけて気になった記憶はあるが、奥付見ると平成20年2月刊だったので12年も前の本だった。
対談なので構成にそんな緻密性はないが、やはり当事者に聞いた系エピソードが多く面白い。
内容的には最後の11章の特攻隊の話は二人とも極めて真剣かつ読みどころでもあり、この話をするための企画*1だったのかなと思った。

人権ブックレット42「日本の先住民族アイヌisbn:4759280421
アイヌ問題と言うよりは「先住民族の権利と自決権論争」を読むために借りた。いやアイヌ部分も読みやすいし勉強になったけど。
で、本題の「先住民族の権利に関する国際連合宣言」の話。この本は1993年3月刊。起草作業が始まったのは1982年の国連経済社会理事会。なのに宣言が出たのは2007年9月。
焦点として書かれている「自決権とはなんぞや」という話は読んでいくと確かにこれは文言決めるの揉めますわという内容。これ見た後で実際の宣言の文言見ると、確かにそういう苦労がにじみ出ている気がする。

*1:1章から7章は雑誌連載でそれ以降が単行本用新規収録分