タイプ1/ヴィンテージ

 前回批判的なこと書いたんで、「じゃあ自分が求めるヴィンテージの記事ってどんなものになるんだろ?」とか思ったので考察してみた。
 まず、「タイプ1の記事を載せる場合」の問題点を考えてみた。

  1. 知らないカードが多い
  2. そもそも何をする環境か分からない
  3. どんなデッキがあるか分からない
  4. そもそも大会に参加できないから興味が湧かない
  5. 資産上組めないデッキの話になるので興味が湧かない

 最後とか、記事ではどうしようもない部分が多い。いやまあバジェットデッキとかAPとかMAGIC WORKSTATIONの話まで進めるべきかもしれないが、そんなのHJの商売にプラスにならないので微妙ってかやらないってする方が真っ当だろう。自分が編集長だったら石田格には違う記事を書かせてページも違う目的に使ってしまうのだが、それだと考察する意味がなくなるので続行。
 記事には目的があるはずだけど、それが何か分からないので勝手にこっちで設定してみる。
 とりあえず「タイプ1入門」みたいな記事が必要だということにしてみる。といっても、実際にプレイしてもらうためのカードの入手経路の話とかは手に余るのでパス。
 現実的なラインとしては、要するにMAGIC WORKSTATIONとかでタイプ1の大会に参加できる程度になってもらおうとか、もっと控えめにタイプ1のトーナメントレポート読んで理解できる程度とか、そのぐらいが妥当な目標だろう、たぶん。
 で、記事として成立させる必要があるから、最低限の知識を押さえつつ読ませるための流れ(ストーリー)が必要になる。機能するサイズの記事だと考えられる分量だと、

  • フォーマット自体の説明。これは割とどうとでもなりそうだ。掴みだから変なデッキが回っているところを再現するとかでもいいぐらい。
  • 環境を成立させる1枚制限カード群をカテゴリー毎に分けて説明。テンポ/マナ加速、アドバンテージ/ドロー、サーチ、コンボパーツぐらい?
  • 何をする環境かの説明。「大きいストーリー」がないと理解する入り口にも立てないので、デッキタイプの話と絡めて、「コンボ→プリズン→コントロール→アグロコントロール→アグロ→コンボ→……」の食物連鎖の話とか入れる。ページ数が足りないなら昔懐かしい「アグロ→コンボ→コントロール」の三竦みでお茶を濁してもいいかもしれないが、現状をイマイチ反映してないのが痛し痒しか。
  • それぞれのタイプごとにデッキを何個かずつ説明。目立つカード、メインから4枚投入されているカードとかは説明もつけるほうが理解しやすそう。

 流石にこれだけあればなんとかなりそうだけど、どう考えても必要ページが多すぎ。13ページ(今回の神河リミテッドの特集のページ数)あっても怪しい気がする。現状程度でお茶を濁しておく方が楽っぽい。