今日のカレイドスター

 というわけでハリーをFBに分離しつつしまむー家に浅野っちと移動、昨日に引き続きカレイドスター上映会。今回は第3クール主体。見ながらいろいろプロットとか構造とか分析。
 「やっぱりこの時期は駄目」で見解は一致する。問題点として考えられるのは、「主人公のそらが迷いっぱなし」「メイが空回りしすぎ」「レオンが何がしたいか見えない」などなど、いずれをとってもかなり致命的な物ばかり。いやまあ本当の問題点はたぶん「スタッフが迷っていた」だと思うんだけど。
 ただまあ、そらが競争とか役の奪い合いとかそういうドロドロした部分に耐性がないのはむしろ当然なんで、その部分を演出すること自体はアリなのではあるが。サーカスフェスティバルとか見ながら浅野っちといろいろ議論。
「そらが競争とか他人をけ落とすとかに免疫がないのはしょうがないにしても、周囲の誰かがフォローするべきでは」「(周囲に配慮できるぐらいの余裕があるという意味では)ここはユーリが気を使うべきでは」「でもユーリはドロドロした部分に最も染まってるというかそっち側という意味では、全登場人物中最もそらから離れている人間だし不自然だよ。そういう意味ではまだカロスとそらの方が距離が近い」「無理かー」「――そういう意味ではケンしかいないか」「ああ、なるほど。挫折を経験してるし」「そうそう。そういう状況を見ているけど自分で(役の取り合いとかに)直接参加しているわけでもないし。そらの立場を理解できそうなのはケンしかいない。――でも、そんなことができるならケンはそらの恋人になれるけど」
 とかそういう話。