今日のやまぐー&鈴木兄向け連絡事項、もしくは 夜の囁き / Night's Whisper考察

 ぽわぽわ掲示板見たのでちょっと考えてみた。まああんまり難しい話はしないつもり。

 アーキタイプ分けの大雑把な話からいうと、コントロールは「何かのアクションでカードアドバンテージ獲得→それを使って勝つ」。コンボやアグロ(ビートダウン)は「手札を使い切る→相手が立ち直る前に勝つ」になる。
 夜の囁きは2マナと軽いくせに前提条件無しで即座に手札が1枚増えるから、どのアーキタイプでも使える(気がする)。マナを考えなかったとしても、場に出してから2ターン後になってはじめてアドバンテージ1枚ゲットのアリーナや、墓地が貯まらないと撃てない占骨術とはちょっと違う。囁きが強いと《巷で言われてる》理由はそのあたり。
 で、ライフの話。そもそも、アグロですら「自分のライフ気にしなくていい」なんてのはフィクションで、アグロvsアグロとかは自分のライフを最低限残した状態で相手のライフを先に0にするゲーム。《ライフが減ることで失うアドバンテージがある》ってのはまったくもってその通り。

 嘘。ここまでの話あんま関係ない。《死の雲だから 入らない は賛同できんこたあないが》の説明にはなってるけど。

 本題。マジックのライブラリーってのは乱数だけど、物理的に掘り進んでいくと必要なカードに行き当たる率は上がる。当たり前だけど、占術があれだけ強いのも、リミテッドでサイクリングカードをデッキに入れるのも、インパルスが「最強のドロー操作」なのも、デモコンが最強のチューターなのも、全部そのせい。
 で、ライブラリー2枚掘り進むってのは、タイムウォーク算でいうと2 Time Walk。分かりやすく言うと「『リセット呪文引くのが1or2ターン遅れて負けた』よりも『2ライフ払って紅蓮地獄ゲット、場を一掃』の方がマシ」ってのが《人がドンだけ引くのに苦労してるのか》の中身。このあたりは環境によっても違ってくるので正解はない。

 そんなところ。わかんないことがあったらまた聞いとくれ。ラジオの話はまた今度。あと、
《ところで爆片破でさ、シィルの魔法思い出すのっておれだけかな?》
 ってのは君だけだと思うぞ、やっぱり。