今日のリスナーズミーティング

 というわけでメインイベント。かねやんは「100人は来てほしいな」とか言っていたけど実際にはイグニお渡し会参加のお嬢さん(おおばやしみゆき風表現)が大量に入ってきていたのも手伝ってホール内はほぼ満杯。立ってる人とかいたので椅子が追加されたりしていた。
 今回の参加メンバーは、

  • プロデューサー:かねやん(OBC)と横山さん(KSS)
  • 構成作家:ノリさん(岩田一族)。
  • ディレクター:コバジュンさん(小林順)と天野さん(定番)。あと田所さんが「仕事があるから来れるかどうかわからない」状態でスタート(途中で横山さんに電話がかかったりとか非常に面白かった)。

 最初に新番関係の発表があっていろいろ驚愕。つかみは十分。チェリーベル持ってくるのはなかなか。
 あと、Vステショップにいる「アロハシャツの人(=横山さん)が偉そうで感じ悪い」みたいな意見があって、横山さんが謝っていて面白かった。いや本当は横山さんは「偉そう」じゃなくて単に偉い人だと思うけど。

 司会進行はそこまで綿密に準備されたものではなかったけれども、まあ問題なかったと思う。
 印象的だったのは「女性向け番組が多すぎないか」という質問に対する回答としてかねやんが、「男性向け増やしてくれ」と「女性向け増やしてくれ」っていう声は実は半々ぐらいだとか言ってたことか。
 その後具体的に各番組の対象層についての話に入って、「アスパラがあったからイグニは思い切って女性向けに」(横山さん)とか、「アベノは中二男子限定、その頃の気持ちを忘れてなければいい」(天野さん)など説明が行われていると、荷物抱えた状態のままで田所さん登場、会場沸き立つ。
 かねやんがいきなり「なんか『田所はイーエスの人間か』とか聞かれている」とか、いかにも自分と番長しか書いてなさそうな質問をぶつけてて驚いていたら、「いや、フリーのディレクターです。昔パチプロしていた時にイーエスの関口さんから声かけられて(略)」とかいきなり過去が暴露されてさらに驚愕。
 思わず、昔の陣でGMが投票1位になったときに、田所さんが電話出演して打ち上げの寿司の文句しか言ってなかったとか思い出した。たぶんなんでも本音でしゃべるキャラなんだろう。実際その後の話もそんな感じだった。
 田所さんの「GMは『ゆりかごから墓場まで』が対象」「スマギャンの対象は『バカ』*1」はいずれも名台詞だった。
 対抗はかねやんの「番組が終わる時に大人の事情と言うけれども本当は子供の事情。子供でもわかる。要するにお金。そういう意味でVステは非常にピュア。終わる番組はほとんどお金が原因」あたりか。その後番長と会話すると「ピュア」が大流行して困った。
 あと面白かったのは「Vステ春の陣とか秋の陣をしてください」に対してかねやんが聴取率調査週間の話をして「知ってる人」と尋ねたけど会場で手を挙げていたのはたぶん2,30人(下手すればそれ以下)だった。むーん、そういうものなのか。
 「第二部は音楽番組を」とか言っていたけど脈絡無く途中で開始。かねやんが念頭に置いていたのはKOTOKOとか最近のそういうトレンド。通常のVステ番組でその方面にアプローチすると呼んで話を聞くしかないわけだけど、まあ歌手を連れてきて話をしてそれで面白いかというと微妙なんで、音楽番組があるといいのではないか、と。実際そのあたりがある意味現在のメタの中心だし。
 具体的な話もいろいろ出ていた。コバジュンさんとかアニメ紅白経験者だし。一番わかりやすいランキング番組は、アニメの場合全然順位が変わらないのでそこが問題とか。作るとしたらこういうのはどうかとか、そういう話も出てた。面白かったのは天野さんの消化率(販売数/生産数)ランキングとかか。死にそうだ。
 他もいろいろ話があったけど省略。最後にかねやんが、次回もこういうイベントやったら来るのか聞いたら、少なくとも半分以上(ぱっと目には大半)の人が手を上げたので即座に「次回もやります」って言ってた。まあいいことだと思う。
 ちなみにかねやんがヒントにしたのはサッカーチームのサポーターズミーティングだそうだ。仕事関係で知ったので、そういうのをやってみようと思ったそうな。ある意味納得できた。

*1:誤解を招きそうな表現だが、要するにあのノリを楽しめる人ってことでん