今日の質問事項
クイズショウは、正解するとパックと「何か質問する権利」をゲットできる。で、いつもはマローとかランディ・ビューラーに質問できるけど、今回はロンさんとアレックスなんで開発関係の質問とかウィザーズ中枢に関する質問とかはやりにくいかなあって感じ。
とりあえずメモを全然取ってなかったので、記憶に残っている質問だけ書いてみる。
- 最近は日本に遠征に来てないようですが、どうしてですか?
- 今は自分の店を経営している(ここでロンさんが気を利かせてアレックスの着ているシャツを見せるように促す)ので遠征できない。店に関するいろいろな事をしてるので遠征する時間はない。それでも店を運営するのは楽しいし後悔はない。
- WIRの文章は非常に読みやすいと思います(「特にゲリー・ワイズとかと比べて」って言ったら、ロンさんが英訳時に「GWとかZMと比べて」って言っててみんなに受けてた)。文章を書くに当たって何か心がけている事とかはありますか?
- 英語は14歳の時にウクライナから移住してから身につけた言語なので、自分にとっても外国語だから、それが関係しているかもしれない。自分が話すときは簡潔であまり難しくないように話している。それと同じように文章も書いている。
- PTを見ればこの環境で最強のカード2枚は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》と《頭蓋骨絞め/Skullclamp》になると思います。どっちが強力だと思いますか?(質問を考えたのはなべっち)
- それは頭蓋骨絞めだ。いくつかのスタンダードデッキですでに使われている。おそらくエクステンデッドでもこれを使ったデッキが出現するだろう。コンボデッキとか、いろいろ考えられる。
- マジック始めたきっかけはなんですか?
- 非常にいい質問だ。大学時代に学生新聞の記者だったけど、ウィザーズから案内が来てホームランドのプレリリースに取材に行った。それがマジックとの出会いだった。
- 一番好きなグランプリは?
- バルセロナ。初めてトップ8に入った。あと、当時無名だったカイ・ブッディにスイスラウンドで当たって勝っていたんだけど、決勝ラウンドでまた当たって、「また勝てるだろう」とか思っていたら負けてしまった。でも初のトップ8だ。
- 世界各地に遠征しているけれども、食べ物がベストだった土地は?
- ブラジル。一言で言って肉。神戸牛と僅差だが。勝る。(まあ神戸牛は高いしな、となべっちコメント)
- プロモカードって弱くない?
- 決めているのは自分ではないが、推理することはできる。基本的にトーナメントプレイヤーを対象に作っているわけじゃない。もしトーナメントで使われる強いカードをプロモカードにしてしまうと、普通のプレイヤーの手の届かないような市場価格になってしまう。そういう事態は避けたい。(なお、ランディ・ビューラーを呼んで話を聞いてみましょう、とかロンさんが言ってバックヤードに呼びかけたが、ビューラーはいなくなっていた。逃げたわけじゃないと思うけど、面白いので雲隠れしたことにされてた。まあ後で通りかかったところで質問には答えてくれたけど)
FNMのプロモカードも同じような理由で、(実際のトーナメントで使われるカードにはしても)レアではなくアンコモンでとどめている。
- 決めているのは自分ではないが、推理することはできる。基本的にトーナメントプレイヤーを対象に作っているわけじゃない。もしトーナメントで使われる強いカードをプロモカードにしてしまうと、普通のプレイヤーの手の届かないような市場価格になってしまう。そういう事態は避けたい。(なお、ランディ・ビューラーを呼んで話を聞いてみましょう、とかロンさんが言ってバックヤードに呼びかけたが、ビューラーはいなくなっていた。逃げたわけじゃないと思うけど、面白いので雲隠れしたことにされてた。まあ後で通りかかったところで質問には答えてくれたけど)
- イラストレーターを選ぶ基準はどんなものでしょうか?
- フィフスドーンにはどんなカードが入ってますか?
- (ロンさん解答)クリーチャーがいます。たぶんアーティファクトも入っています。
- サイン会に来ているイラストレーター、ジェレミー・ジャーヴィスのプリントに「Air Elemental in Magic : The Gathering Darksteel」と書かれたものがありました。これはダークスティールに《大気の精霊/Air Elemental》が入る予定だったけど漏れて、フィフスドーンに入ってるってことですか?
- (ロンさん解答)わかりません
- 最初に印刷されたマジックの他言語版はイタリア語だけど、どうして市場的にも小さいイタリア語が選ばれたのか?
- ずいぶん昔のことだし、本当のことは分からないかも知れないが、推理することはできる。イタリアのスタッフは、最近トーナメントマネージャーに就任したイリヤ(ジェフ・ドネの後任)をはじめ優秀な人間が多かったから本社から信頼されていたのではないか。それから、当時ウィザーズはまだ小さい会社だったから、逆に小さい市場が良かったのではないか。(大きい市場にいきなりチャレンジしてこけたら確かに一大事だよなあ)