マイコンBASICマガジンことベーマガ

 下を見ると分かるように、キーワードが入っている。で、たまたま「マイコン」があったので、ちょっと修正しようと思って検索すると、ベーマガのホームページが出てきたので「たまには見に行くか」と出かけると、すでに各所で話題になっているように、休刊のお知らせが。
 正直今となっては特に激しい感情が起きるわけではない。ただ、昨日ちょうど「自分はNHKの最初のコンピューター講座の番組を見て」とかそういう話をした直後だったので、シンクロニシティとかいろいろ感じたけれども。
 ベーマガは創刊4号(10月号)から10年分ぐらい、未だに車庫の2階に転がっている。当時はメディアは「紙」しかない時代だった(テープで売られていたパッケージソフトなんて、高価で誰も買えなかった。テープはどっちかというと外部記憶装置であって、メディアとは呼び難かった)。みんな毎月10日ごろになったら自分の/親の/友人のマイコン(パソコンなんて用語はまだない)に向かってベーマガ(もしくはI/O)を見てプログラムを入力してテープに保存してたものだった。
 そういう意味では、フロッピーディスクが一般化した時点でメディアとしての紙の歴史的役割は終わっていたと思う、極端な言い方だけど。
 まあ一時期はラ製(ラジオの製作電波新聞社が出していた雑誌。ベーマガの親雑誌)まで買っていた人間なので、それなりの感慨はある。それにしても、月の小遣いが2000円だったのにベーマガ(特別定価350円)とテクノポリス(定価480円、当時はまじめなコンピューター雑誌だった)とラ製(定価650円)を買ってのは何かの間違いではなかろうか。プログラムポシェット(テクノポリス別冊増刊。プログラムばっかり載ってた雑誌)も買っていたし。