今日のコンビニ考察

http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/09/10/201230

読んだ。
徳島は田舎なのでいろいろな無法な業態が転がっていたが、概ね淘汰された。土地が余っている田舎で成立しない複合業態が、土地の高い都市部で成立するとは考えにくい。
ローソンは見ている分には業態開発が大好きで試行錯誤が趣味としか思えないけど、中吉野町http://store.lawson.co.jp/store/023372/の有為転変っぷりとか見ていると難しいんだろうなあとしか思えない

固定費とか人員配置の問題とか店舗スペースとか清掃とか仕入れとか無数に問題点は考えられるけど、最大の難点は、他の業態と複合すると、それに引っ張られてconvenientじゃなくなることだと思う。
要するに持ち帰り弁当店に来る客は持ち帰り弁当店の時計で動いてくれるけど、コンビニに来る客はコンビニの時計で動いている。なので、単に複合させただけだと、「商品提供速度の遅いコンビニ」になってしまうだけなんだろうなと。
おでんを筆頭とするカウンターFFは「コンビニの速度」で提供できるから主力たり得るのであって、「注文しようとしました、待たされます、じゃあいいです」みたいなテンポだと無理だろうなと。

たとえば、什器に入ってないFFでも注文すれば作ります、と書いてるコンビニは見るけど、じゃあ実際に注文している人を見たことあるかというと、自分以外には見たことない。
揚げたて・焼きたてが美味いか不味いかと言えばもちろん美味いけど、そういう価値を求めて来店する人はあまりいなさそうとしか判断できない。
もちろん今後店内調理が増えるのは間違いなさそうだけど、それが差別化のしやすい「揚げたて」以外に広がるかというと、かなり厳しいと思う。ミニストップとか変態フォーマット大好きな自分としてはしょっぱい結論でいやなんだけど、しょうがない。

まあ、こんだけグダグダ書いたけど、本当の理由は、日本のコンビニは変なことをやって失敗すると、自動的に近所のセブンイレブンに客を取られて死亡する、ってだけの話かもしれない。
ほんま無理。