今日の読書

 別冊宝島1278号『裏日本史「暗殺」伝』読了。適当に時間潰し用に買っていた本だが、割と真面目な本。最初に「本書を読む前に」とかわざわざ内容をエンタテインメントに寄せてあって俗説とか推論を取り入れてあることを断ってあるし。
 内容は古代大和王権の王権争奪あたりから始まり、ヤマトタケルのヤバさとか、怨霊が成立する流れから伊藤博文暗殺まで。割と真面目な内容なのに、足利義教の回で急に「1428年、将軍は義満の息子4人のくじ引きで決定された。あなたの将軍運はいかに?」とかあみだくじを掲載してみたり(当然、義教と相国寺永隆と大覚寺義昭と梶井義承の4人が下に書いてある)の変な緩急の付け方は好みだった。
 まあ読みやすくまとまっていたし、特段の問題はない。