今日のハリー

 主にマンガの話をした。サンデーの新連載の話がつまらない問題とか、短期集中連載が面白い問題とか、武装錬金だって第一話は駄目だった問題とか、デスノートの評判が悪い問題とか、そもそも第一部のデスノートの箱庭内ゲーム感と第二部でいきなりミサイルでノートを運ぶ展開の落差とか、昔、作品中のパラダイムシフトに対応できるように自分を作り替えた話とか、そういうの。
「オタクだったら見ないで否定してください」とか言われたりした。が、見てないものを否定する文化は、少なくともマニアの時代にすでにあったし、たぶん中世とか古代に遡っても似たようなものはあったはずなんで、別におたくだからどうこうって関連性は薄い気はする。まあディレッタント的な知のあり方という意味では一定の分析対象足り得るかもしれないけど。
 ドリムゴードの話をして「コミックス派=負け」だと言ったり、「知らないならそういうものと捕らえるからそれでいいのではないか」と分析されたりとか。
 古田織部のマンガ(へうげもの)のコミックスがどこにもないとか、尾瀬あきらのロッククライミングマンガ(オンサイト!)がやたらに面白かったのにやっぱりコミックス2巻がどこにもないとか、ユートはやっぱりひねりすぎだろとか、そういう話題が展開された。