今日のハスターさんむけネタ

三十年戦争について書いててこーゆー電波を受信したですがどうでしょうか?
リュッツェンベルンハルトが指揮権継承直後に言ってる台詞にしようかとも思ったですが。

我々は一人の英雄を失った。しかしこれは敗北を意味するのか?
否! 始まりなのだ!
神聖ローマ帝国に比べ我がスウェーデンの国力は1/30であるにもかかわらず、今日まで戦い抜いてこられたのはなぜか!
諸君! 我がスウェーデン王国の戦争目的が正義だからだ! これは諸君らが一番知っている。
我々は教会を奪われ新教徒にさせられた! そして一握りのハプスブルク家が新大陸にまで膨れ上がった帝国を支配して100余年! 新教を信仰する我々が自由を要求して何度踏みにじられたか!
スウェーデン王国の掲げる人類一人一人の自由のための戦いを神が見捨てるわけはない!
わたしの主君! 諸君らが愛してくれたグスタフ・アドルフは死んだ!! なぜだ!? *1
新しい時代の覇権を我ら選ばれた国民が得るは歴史の必然である。ならば、我らは襟を正しこの戦局を打開しなければならぬ。我々は過酷なバルト海沿岸を生活の場としながらも共に苦悩し、練磨して今日の文化を築き上げてきた。
かつて、マルティン・ルターは人類の革新は新教の民たる我々から始まると言った。しかしながら神聖ローマ帝国モグラどもは自分たちが欧州の支配権を有すると増長し我々に抗戦をする。諸君らの父も、子も、その帝国の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ! この悲しみも、怒りも、忘れてはならない! それを・・・グスタフは・・・死をもってわれわれに示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、皇帝軍にたたきつけて初めて真の勝利を得ることができる!この勝利こそ、戦死者すべてへの最大の慰めとなる! 国民よ! 悲しみを怒りに変えて立てよ、国民よ! 我らスウェーデン王国国民こそ選ばれた民であることを忘れないで欲しいのだ!
優良種たる我らこそ人類を救い得るのである! ドミヌス・テークム(Dominus tecum)!!!
(AD1633/01/13:スウェーデンストックホルムにおけるオクセンシェルナの演説より)

*1:近眼だからさ