今日のサイドイベント

　エクテンのトーナメントの受付がまもなく締め切られるタイミングでイワイ君や鈴木君が集まっているところに行って聞いてみる。
「エクテンのデッキない？」するとなぜか鈴木君が「ありますよ」とか言い出す。GP岡山で使っていたゴブリンが鞄に入っているらしい。なんじゃよ、そりゃ。ただし、プロキシーカードもあるらしいので、イワイ君が差し替えるためのカードの捜索を開始。まあデッキがあるなら出てみるか、と受付に行って聞いてみる。
「すいません、エクテンのトーナメントっていま何人ですか？」「８人です」ということは自分が入ると奇数人数だから微妙か、とか迷っていると「９人になると賞品が３倍になります」とか言われる。規定で８人だと賞品は１位と２位にしか出せないけど、９人なら３，４位にも出せるようになるらしい。４回戦に増えるかもしれないけど、９人なら３回戦でもいいでしょう、とか言われるのでとりあえず参加申し込みをする。でも、申し込んだ人が戻ってこないかも知れないので、参加費回収は後で、とか言われる。
　デッキを借りに戻ると、「フェッチランドが足りません」とか言われる。「山だよ山。マジックで一番強いカードを追加だ！」とか適当に言い合って問題解決したフリをする。ついでにデッキの回し方を多少説明される。もちろん《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey(UZ)》入ってないゴブリンデッキ使うのはこれが初めてだったりするのは秘密だ。
　参加人数９人だったけど、開始直後に急遽追加して結局１０人になったみたい。そういうわけで４回戦になる。

• １回戦：タニグチさん（セプタートグ）

　なんかあまりデッキになれてない感じの人。速攻でセプターにFire/Iceを刻印されたせいで負けたけど、Iceで自分のアンタップ状態の土地をタップしたりしていた。まあ１本目は負けるんだけど。
　サイド後は《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》を連打で無理矢理通したり土地０枚になる激動を強要したりで問題なく勝利。終了後にレイクらと話し合ったりするが、本来は柱はサイドインするか、微妙なパーツだとか言われる。そんなもんか。

• ２回戦：Lahanasさん（リアニ）

　海外プレイヤーは２人ほど参加していた。そのうちの一人。PT本戦参加者で、ギリシャのアテネ予選抜けた人。
　デッキは普通のリアニ。アクローマとニショーバを墓地に落とされる。で、相手が迷った末に相手が吊ってきたのはアクローマ。でも、こっちは19ライフ残っているので３ターンの猶予がある。それが決め手になって１ターン差で殴り勝った。終了後、ニショーバを吊るべきだった？　とか質問されるが回答できず。ニショーバは名手＋モグの狂信者ダメージスタックニショーバに飛びますで３／３生物に縮んでしまうので、正解じゃない可能性もあるのでなんとも言えない。と、それを英語をで説明するのはちょっと無理。
　《スランの鋳造所/Thran Foundry(UD)》をサイドインして２本目。当然のようにサイドカードは手札にやってくる。手札破壊を恐れてさっさと場に出す。相手はバンチュー経由の減衰のマトリックスを置いてくる。とはいうものの、こっちはゴブリンをばんばん並べて殴る。相手はその遅れを取り戻せないでそのまま押し切った。デッキを借りたときのイワイ君の助言（というほどではないかもしれないが）の通り「とにかくゴブリン呼んで殴ってください」な展開だった。

• ３回戦：オクダさん（エンチャントレス）

　エンチャントレスは苦手なのだよ、性格的に。でまあ１本は辻斬って１本はぐるぐるコンボを完成されて、１対１で迎えた３本目。
　ゲームはすでに終盤。相手の場のクリーチャーはエンチャントレス２体。こちらは群衆追いとモグの狂信者とその他のゴブリン。で、オールアタック。考えた末にエンチャントレス１体がブロックに来たので相手の残りライフは２になった。「じゃあゴブリン呼んでエンドです」
　アンタップ、アップキープ、ドロー。「崇拝をプレイします」「はい」「《真鍮の都/City of Brass》から白マナ出します」「？　はい」「あ」確かに場に白マナソースは真鍮しかない。でまあ、真鍮のダメージで残り１になって、狂信者が本体に飛んで終了。
　これでとりあえず賞品もらえるのは確定した。なお、ジャッジ談話によれば、参加人数10人なのにデッキタイプは10タイプあるらしい。（ゴブリンとゴブリン召集とサイカとセプタートグ、とかそこを分ければだそうだけど）

• ４回戦：ハインリヒ・ツチヤさん（グール）

　全勝は自分一人だけど、まあ４回戦やることになっているので続行。ツチヤさんはさっき２６点《投げ飛ばし/Fling(SH)》を決めたところを見ている。そういうわけで速攻で生き埋めされたけど、こっちも司令官を呼んで、ついでに群衆追いは「殴らない」でタフネス７分のブロッカーを残してみる。どうせ次のターンに殴れば一撃で終了だし、手札に後続が残っているし。
　そういうわけで26/26グールをブロックして生き残る。消耗しても首謀者や司令官で取り返せるデッキなので問題なし。そういうわけで勝利。
　例によって鋳造所をサイドインして２本目。やっぱり初手に２枚来る。で、並べたらバンチュー経由で火薬樽とか出されて流される。でもまあ、何も考えずに殴ったら、何か引かれる前に勝てた。マジック簡単。

　そういうわけで優勝。参加費500円で１４パック（ミラディン×７とダークスティール×７）ゲットでウハウハ。イワイ君と鈴木君にデッキ代としてダークスティール１パックずつ渡した。