今日のデモンベイン(微妙にネタバレみたいなものを含んでいるかもしれません)

 というわけで明日は選挙なので、小山家に遊びに行く。で、なぜかデモンベインとかプレイ。もちろん2人とも基本的にやなオタクなので、ストーリーを予測しながら行動してやな単語をばかばか吐きながらだが。
「ああ、ハーバード・ウェストがこんな変なキャラに。確かに○○な人だったけどここまでは」
「うわっ、ナイアとはまたベタベタな、って早速突っ込まれてるし」
「ああ、なるほど、ここでシナリオ分岐していたのか」「人のファーストプレイ中にそういう不気味なセリフをっ」
「んー、このルートに行く気はないからこっちにしておこう」
「うわっ!」「あ、もう分かったん」「いやさすがにこんな神殿1種類しかないし」
「アルルートだからアルがこの場面で出てくるってことね」「そうそう」「なるほど、分岐した後だからここでは選択肢は用意されてないのか」
「これ分岐の中には執事さんと流れ着く話とかもあるのかなあ」「ないとは言い切れんな」
「ガルバ! たまんねー。ヴェスパシアヌスは人面疽何個付けてるの? ヴィテリウスとかオトーも出てくるの?」「え、何でわかったん? それって何?」「え、マジ? いやガルバってのは4人皇帝が立った年があって(略)その混乱を収めたのがヴェスパシアヌスなんだけどねー。ちなみにティトゥスのお父さんで」
「あーよかった。バスにウェストが乗ってるんじゃないかと不安で不安で」
「んー、いやこの時代までの皇帝で一般に暴君とされるのはティベリウスとカリグラとネロでクラウディウスは人によっては暴君に入れるかなってところなんだけど。だから自分だったらガキをカリグラにしてでかいのはティベリウスにするかなあ。あ、でもカリグラ、クラウディウス、ネロって(在位が)連続しているからそれを重視したのかなあ。ちなみに関係ないけどネロって赤毛なんよ」
サンダルフォンサンダルフォンなの? それとも別に正体があるの?」「わからないけど、別ルートにあるかもしれない」「ああ、メタトロンっていうか何ていうかルートに潜んでいるかもと」

 とりあえず11話(だっけ? カリグラ倒すまで)までプレイ。ある意味今まで見た作品で、一番クトゥルフ回りの処理が上手いかも知れない。「魔道書=女の子」で「固有名詞は固有名詞だ」と押し出して、あんま細かいことを気にさせないので。あんま妙にこだわってると興ざめなだけだし。
 自分的にはローマ帝国に関する知識が無意味に役立って面白かったけど。微妙に元ネタ踏まえているようなズレてるような部分が非常に面白かった。謹厳実直アウグストゥスがまるで心のこもってない演説してた場面はそういう意味で最高だ。ニトロプラス恐るべし。